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「新しい国」の行方

安倍晋三首相は第2次政権発足直後の2013年1月、「新しい国へ」を著し、自らの政治姿勢を説いた。年金制度改革、消費増税、大災害からの復興……。6年半に及ぶ政権下では、自著で指摘した課題に対応する制度設計もなされた。「新しい国」はどこに向かい、国民はどう生きていくのか。それぞれの現場の小さな声に、耳を傾ける。

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「新しい国」の行方

2019参院選/3(その1) 復興五輪、実感遠く

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 「空室です」と書かれた白い紙が張られた小さな引き戸が並ぶ。2011年3月の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市の「滝の里仮設住宅」。一時は86世帯が身を寄せ、今は半数の43世帯が暮らす。仮設住宅が解体されるのは21年3月。入居者は、それまでに次の住まいを探さなければならない。

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