平城宮、のぼり旗を横一列にズラリ 天皇権力のあり方変化か

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平城宮第一次大極殿前に横一線に立てられた宝幢(中央の3本)と四神旗の合成写真=奈文研提供
平城宮第一次大極殿前に横一線に立てられた宝幢(中央の3本)と四神旗の合成写真=奈文研提供

 奈良時代前期、平城宮では重要儀式でのぼり旗を横一列に並べていた――。奈良文化財研究所(奈文研)の最新研究で、こんな実態が明らかになった。前の時代の藤原宮では中央に1本、その両脇に三角に3本を並べる形態だった。並べ方の変更は、天皇の権力のあり方の変化を象徴している可能性があるという。

 古代、重要儀式の際には宮殿前にのぼりのような宝幢(ほうどう)と四神旗を立てた。平城京から遷都した恭仁京(京都府木津川市)の時代(740~744年)には既に大極殿の前に7本を横一線に並べる定型があったことが判明している。平安時代の文書には大極殿前に7本を横一列に立てると…

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