君津処分場訴訟

工事差し止め仮処分を 原告住民ら、新たに申し立て /千葉

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海岸で清掃活動し、流木に色づけをする嶋津裕子さん=千葉県富津市で
海岸で清掃活動し、流木に色づけをする嶋津裕子さん=千葉県富津市で

 小櫃川上流の水道水源地にある産業廃棄物最終処分場(君津市)の増設計画を巡り、県による許可の取り消しを求めて行政訴訟を起こしている流域住民らは28日、新たに産廃業者を相手取り、増設工事と操業の差し止めを求める仮処分を千葉地裁に申し立てた。【上遠野健一】

 行政訴訟の原告を中心とする流域住民ら210人が産廃業者「新井総合施設」(本部・東京都中央区)を訴えた。原告らは「増設工事は既に始まっておりこのままでは工事が完了してしまう。仮処分で早急に工事を止める必要がある」と判断したという。

 訴状によると、処分場では2012年1月に高濃度の塩化物イオンが漏れ出す事故があり、その後、廃棄物の搬入停止が続いている。それにもかかわらず県は昨年8月、事故の原因を解明しないまま増設を許可しており、増設した施設からも有害物質が漏れ出す危険性があるとしている。

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