旧渋沢邸

江東に「帰還」 1万円札刷新に先立ち、2022年予定 青森から移築、清水建設が所有権 /東京

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江東区に移築される「旧渋沢邸」。和洋折衷が特徴的だ=清水建設提供
江東区に移築される「旧渋沢邸」。和洋折衷が特徴的だ=清水建設提供

 新1万円札の肖像画に採用される実業家、渋沢栄一(1840~1931年)の邸宅「旧渋沢邸」が、およそ110年ぶりに生まれ故郷にあたる江東区に“帰還”する。建物の所有権を得た大手ゼネコンの清水建設が、現存する青森県六戸町から移築する。工事は2024年予定の紙幣刷新に先立ち22年3月にも完了、その後一般公開される予定だ。

 建物は移築と増築が繰り返され、現在は木造2階建て、延べ床面積約1000平方メートル。渋沢が東京に構えた6カ所の邸宅のうち、母屋が現存するのはこの建物だけだという。作ったのは、明治の文明開化期に活躍したとされる棟りょうで清水建設の2代目当主、清水喜助。建物は1878(明治11)年、旧深川区の深川福住町(今の江東区永代)に和館として建てられた。

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