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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

/515 東高野街道/11 /大阪

大正天皇の一時滞在を記念した石碑=大阪府交野市私部西5で、松井宏員撮影

 ◆交野市

 前回の「大峰山」と大書された道標の裏面を見ると、安政2(1855)年の建立年とともに「願主 私部村 浅右衛門」と刻まれている。私部村の浅右衛門さんが大峰登山を記念して建てたらしい。

 ふと目を上げると、ここから分かれている山根街道沿いに、でっかい石碑があるのに気が付いた。台座の上に石を積み、その上に建っている。碑には「閲武駐蹕記念碑」とある。なんと読むのかわからないが、いかめしい。あとで調べたら「えつぶちゅうひつ」と読むらしい。駐蹕とは天皇が一時滞在するという意味で、1914(大正3)年、大阪一円で催された陸軍の特別大演習を、大正天皇がこの地でご覧になったのを記念して建てられたのだ。この陸軍特別大演習については、後で触れることにして--。

 本尊掛松と大峰山道標にずいぶんとどまったので、そろそろ東高野街道を先へ進もう。街道はすぐ先で車道と合流する。そこの道端の草むらに石柱が建っていて「本尊掛の」まで読み取れる。その下は埋まっているが、「松」だろう。本尊掛の松とも呼ばれていたらしい。

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