自民党本部が国会議員に配った冊子に物議「まるでネトウヨ」 首相を礼賛、他党やメディア徹底非難

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自民党本部が国会議員に配った冊子の表紙=東京都千代田区で、内藤絵美撮影
自民党本部が国会議員に配った冊子の表紙=東京都千代田区で、内藤絵美撮影

 自民党本部が所属国会議員に配った冊子が物議を醸している。安倍晋三首相を「稀有(けう)な政治家」と称賛し、他党やメディアを徹底的に非難する内容だ。インターネット上で「まるでネトウヨ(ネット右翼)」「カルト的だ」とも評されるこの冊子を、識者はどうみるのか。【大場伸也/統合デジタル取材センター】

 冊子は「フェイク情報が蝕(むしば)むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識」と題され、6月に入り、自民党所属の国会議員事務所などに配られた。全142ページで、情報サイト「テラスプレス」がサイトの記事に加筆・修正して編集・発行したとしている。

 テラスプレスの運営主体や連絡先は不明で、党本部の広報担当者はテラスプレスとの関係について「運営などには関与しておりません」と説明。冊子を配った経緯については「他の大手新聞の社説やコラムのように説得力のある内容であることから、通常の政治活動の一環として、参考資料として配布した。特に参院選向けということではない」としている。

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