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日露で北極圏ガス開発へ 領土交渉、期限明言せず 首脳会談

首脳会談を前に握手するロシアのプーチン大統領(左)と安倍晋三首相=大阪市中央区で2019年6月29日午後5時57分(代表撮影)

 安倍晋三首相は29日夜、ロシアのプーチン大統領と大阪市内のホテルで会談し、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を継続する方針を確認した。ただ、領土の主権を巡る隔たりが埋まっておらず、両首脳は会談後、新たな目標期限の明言を避けた。会談ではロシアが北極圏で計画する液化天然ガス(LNG)プロジェクトに日本企業が出資する契約を確認した。信頼醸成を図りながら決着を探る。

 首相は会談後の共同記者発表で平和条約交渉について「立場の隔たりを克服するのは簡単ではないが、乗り越えるべき課題の輪郭は明確になってきている」と強調した。両首脳は9月にロシア・ウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」への首相の出席で一致したが、プーチン氏は交渉について「骨の折れる作業」と指摘した。当初、今回の会談で大筋合意を目指した両首脳がそれに代わる期限を示さなかったことで、交渉は長期化する可能性がある。

 会談では、日露の経済協力に関しロシア企業関係者の査証(ビザ)緩和▽今秋に北方四島の共同経済活動で観光ツアー・ごみ処理の試験事業開始▽8月か9月に元島民による空路墓参実施――で合意した。【小山由宇】

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