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日米安全保障条約見直しの必要性を安倍晋三首相に直接伝えていたという29日のトランプ米大統領の発言。トランプ氏はこれまでも条約への不満を漏らしていたが、「改定」に言及したことで今後日米間の課題になる可能性もある。2020年米大統領選を見据えたアピールとの見方も広がるが、「強固な日米同盟」を強調してきた日本政府は困惑している。
日本の安全保障政策の根幹である日米安保条約について、トランプ米大統領は29日の記者会見で、相手国の防衛義務を米側のみが負う規定が「不公平」と批判した。その主張自体は2016年大統領選当時から変わらぬものだが、この日は「改定」の可能性にまで踏み込んだ。
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