- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
(思潮社・2376円)
ことばをめぐるラディカルな宴
大きく出ますが、人間としてこの世に生まれたからには、色々な輝くことばを知りたい。「じゃん」「だよ」「いいね!」だけ使って終わりたくない。
綺麗(きれい)なことばを知りたい。勇壮なことばも粋なことばも知りたい。男ことばをつかって男になりたい。優雅なことばで貴婦人や姫になりたい。
私、が終始一貫した一人格だというのは、ひとつの概念にすぎない。真実ではない。たとえば、ことばで違う人格になれる。多様な人格のうつわに入り、自分をゆたかに育てることができる。では具体的にはどうすればよいか--その最高のレッスン帳が本書である。
この記事は有料記事です。
残り1147文字(全文1433文字)