東日本大震災

福島第1原発事故 15歳、父遺骨と帰郷 年齢制限クリア、8年ぶり双葉

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小畑大地さんは母明美さんと帰郷し、父一彦さんの遺骨を墓に納め花を供えた=福島県双葉町渋川で2019年6月29日午後1時20分、乾達撮影
小畑大地さんは母明美さんと帰郷し、父一彦さんの遺骨を墓に納め花を供えた=福島県双葉町渋川で2019年6月29日午後1時20分、乾達撮影

 自分の手で父を古里に--。東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町から埼玉県加須市に避難している中学3年、小畑大地さんが、町へ一時立ち入りができる15歳になり、29日、避難後初めて自宅を訪れた。2年前に避難先で亡くなった父一彦さん(当時54歳)の遺骨を近くの墓に納めた。

 小畑さんは、保育園の卒園直前に原発事故が起き、多くの町民と加須の避難所に落ち着いた。入学時から地元の小学校に通い、「転校したくない」という小畑さんのため、両親は2016年6月、加須に住まいを再建した。

 しかし一彦さんはストレスの多い生活で肝臓を壊し、翌年5月に帰らぬ人となった。

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