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金時鐘さん渡日70年 「越境する言葉」の力、再考 大阪で国際シンポジウム

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シンポジウムでスピーチする詩人の金時鐘さん=大阪市北区の大阪大学中之島センターで2019年6月16日、関雄輔撮影
シンポジウムでスピーチする詩人の金時鐘さん=大阪市北区の大阪大学中之島センターで2019年6月16日、関雄輔撮影

 『新潟』『猪飼野詩集』などで知られる在日コリアンの詩人、金時鐘(キムシジョン)さん(90)が日本に来て、今年で70年が過ぎた。在日の立場から日本社会を見つめ、詩作とさまざまな言葉の発信を重ねてきた金さん。生誕90年と渡日70年を記念する国際シンポジウム「越境する言葉」が6月、大阪大中之島センター(大阪市北区)で開かれ、研究者らがその業績を振り返った。【関雄輔】

 金さんは1929年、日本の植民地下の釜山で生まれた。皇民化教育で日本語を身に付け、「皇国」の勝利を信じて育ったが、解放(日本の敗戦)後に民族意識に目覚めた。

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