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絵本を舞台化「ビビを見た!」 巧妙に利くブラックユーモア

演出家の松井周(左)と女優の石橋静河=田中博子撮影

 ある日、盲目の少年の目が見えるようになった途端に周囲の人は目が見えなくなり、街に巨大な敵が襲って来た……。そんな衝撃的な内容の絵本を舞台化した「ビビを見た!」が4~15日、KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)で上演される。

 上演台本と演出を手がけるのは松井周。先行きの見えない現代社会と、「目が見えない」という設定を重ね合わせ「観客にその状況を体感してもらいたいと思った」と狙いを話す。

 巨大な敵の襲来で群衆がパニックに陥る中、少年は破れた羽と触角を持つ不思議な少女ビビ(石橋静河)に出会う。天真らんまんに振る舞うビビは希望のように思える一方、空気を読まずに行動するのでコミュニティーでは厄介者でもある。松井は「社会全体が一つの方向を向いてしまった時でも、それに無関心で自由な存在がいるのは普通の状態だということを描きたい」と語る。

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