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「あら川の桃」インドネシアへ /和歌山

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インドネシアへ向けた桃の輸出の出発式=和歌山市西浜の市中央卸売市場で、木村哲人撮影
インドネシアへ向けた桃の輸出の出発式=和歌山市西浜の市中央卸売市場で、木村哲人撮影

 並んだ顔には期待がにじみ出ていました。6月25日、和歌山市中央卸売市場から県産のブランド桃「あら川の桃」が、法被姿の市場関係者が見守る中、インドネシアへ初出荷されました。この市場から青果物が直接、海外に輸出されるのは初めてのことです。

 桃の直接輸出は市場関係者の悲願だったといいます。関西国際空港に近い卸売市場としての利点を生かし、6時間ほどの空輸、検疫をへてジャカルタ近郊のショッピングモールに並んでいます。約2・55億人の人口を抱えるインドネシアは市場としての魅力が十分です。

 和歌山の桃の収穫量は、山梨、福島などには及びませんが、西日本一です。紀の川市などが主な産地で、JA紀の里も販路拡大に力を尽くしています。この春に転勤してきた私は、桃と言えば「岡山」の印象が強く、和歌山が西日本一の収穫量を誇ることも、「あら川の桃」「紀の里の桃」といったブランドがあることも、恥ずかしながら知りませんでした。

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