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教育の窓

ユニバーサルデザイン 「個」に配慮、意欲や理解向上

福岡市立住吉中学校でも黒板の周囲には掲示物がほとんどなく、すっきりしている=福岡市博多区で6月4日

 <kyoiku no mado>

 発達障害や色覚障害などの児童生徒に配慮したユニバーサルデザイン(UD)の考えを取り入れた学校づくりが注目されている。「個」への配慮から始まった取り組みだが、研究校では全体の学習意欲の向上につながるなど波及効果が出ている。【飯田憲】

 ●黒板すっきり

 「分数×分数の仕方を考えよう」。6月4日、福岡市博多区の市立住吉小学校。6年生の算数の授業で、男性教諭は、この日の授業の目標を黒板に書いた。黒板の周辺には掲示物などはなく、すっきりとしている。

 一見殺風景に見えるが、発達障害の子どもは、掲示物や壁の汚れに気をとられて授業に集中できないケースがあるためだ。「めあて」や「まとめ」と書かれたプレートを黒板に掲示し、その日の学習目標などを明確に伝えるのもUDの一環。プリントなどの問題を解かせる場合は、黒板にタイマーを掲示し、児童が一目で残り時間を把握できるようにする。急な変化が苦手な児童の混乱を防ぐのが狙いだという。

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