大学資金1億円流用指示 大阪観光大前理事長 仮想通貨購入か

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大学資金1億円の流用疑惑が浮上した学校法人「明浄学院」が運営する大阪観光大学=大阪府熊取町で2019年7月1日午前11時27分、加藤栄撮影
大学資金1億円の流用疑惑が浮上した学校法人「明浄学院」が運営する大阪観光大学=大阪府熊取町で2019年7月1日午前11時27分、加藤栄撮影

 大阪観光大学(大阪府熊取町)などを経営する学校法人「明浄(めいじょう)学院」(同)の前理事長の女性(61)が昨年4月、大学の運営資金1億円を関連会社に振り込むよう指示し、同社を通じて仮想通貨(暗号資産)の購入に流用した疑いがあることが、関係者の証言や内部資料で判明した。理事会に諮っておらず、法人内部で問題になり、前理事長は先月22日付で理事長職を辞任。法人は国などから多額の補助金を受けて運営しており、文部科学省が調査に乗り出している。

 複数の法人関係者によると、前理事長は昨年4月20日、法人職員に指示し、自らが取締役を務める教育関連会社に1億円を振り込ませた。同日、この関連会社の役員が口座から1億円を出金し、法人の別の男性理事に預けた。同社の経理資料には「仮想通貨取得のため」と出金理由が記されており、この理事は前理事長の指示で仮想通貨の購入費用に充てたという。

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