深海魚

出現と大地震は無関係 地震221回、関連分析 東海大など

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若狭湾の定置網で捕れたリュウグウノツカイ。約5メートルあった=京都府宮津市の田井漁港で2018年1月11日、安部拓輝撮影
若狭湾の定置網で捕れたリュウグウノツカイ。約5メートルあった=京都府宮津市の田井漁港で2018年1月11日、安部拓輝撮影

 「深海魚が現れると大地震が発生する」との古くからの言い伝えは迷信--。東海大や静岡県立大の研究チームが2011年の東日本大震災までにあった221回の規模の大きな地震を分析し、こんな結論を導き出した。チームの織原(おりはら)義明・東海大特任准教授(固体地球物理学)は「言い伝えは、防災に役立つ情報ではなかった」と話す。

 チームは、全長4メートルで赤い背びれと鮮やかな銀色の長い体が特徴の「リュウグウノツカイ」や、目が大きくタチウオに似る「サケガシラ」など、出現が地震の前兆と言われた8種類の深海魚に着目。1928~2011年に新聞記事などでこれらの漂着や捕獲を確認した336件と、この間に記録されたマグニチュード(M)6以上の地震221回との関連を調べた。

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