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大相撲・技あり! 拝む じっくり攻めた竜電

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夏場所は大関・豪栄道(左)を破るなど、スタミナに裏打ちされた相撲のうまさが光った竜電=丸山博撮影
夏場所は大関・豪栄道(左)を破るなど、スタミナに裏打ちされた相撲のうまさが光った竜電=丸山博撮影

 夏場所では、十両昇進後に大けがで一時は序ノ口まで落ちた竜電が初の技能賞を獲得した。豊富な稽古(けいこ)量を生かした相撲のうまさを印象づけたのは、14日目に関取最重量227キロの逸ノ城を「拝んで」退けた一番だった。

 「拝む」とは相手の両前みつを取ることをいう。両手を合わせているような形になり、神仏を拝むように見えることから定着した表現だ。さらに相手の胸に頭をつけてまわしを引きつければ、相手は上体が起きて棒立ちになる。小さい力士が大きな相手を攻める定石の一つだ。

 竜電は体重で75キロ上回る逸ノ城を、じっくりと攻めて万全の形になった。立ち合い直後のはたきを残して左上手を取ると、逸ノ城の下手投げに乗じて頭をつけて右で前みつを取り、横について「拝む」体勢になった。

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