高野山で多数の五輪塔発見 国内でも異例、江戸後期のものか

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圓通寺から多数見つかった小型の木製五輪塔の一部 2019年7月1日午前11時38分、松野和生撮影
圓通寺から多数見つかった小型の木製五輪塔の一部 2019年7月1日午前11時38分、松野和生撮影

 和歌山県高野山(高野町)内の寺院、圓通寺(えんつうじ)から、多数の小型の木製五輪塔が見つかった。高野山文化財保存会が1日、発表した。計16の木箱に収められ、一部を調べたところ、杉やヒノキ製でいずれも高さ約9センチ、幅約3センチだった。万単位と推測される数の多さは国内でも異例で、同会は「納骨信仰をみる上で、功徳を願った一つの形として極めて貴重な史料といえる」と説明している。【松野和生】

 これまでの調査では一部の箱に「一萬五千二百十八箱入」「天保七年丙申八月改」「寶塔八萬四千基之内」などの墨書があった。江戸後期の天保年間(1830~1844年)に集められたとみられる。

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