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支え合う「移民時代」

多様性を素敵にする日本語支援 海外でいじめから命拾い 田中宝紀さん

外国ルーツの子供たちなどの日本語学習を支援する「YSCグローバル・スクール」を運営する田中宝紀さん=東京都福生市で2019年6月13日、和田浩明撮影

 外国人にとり日本社会で生活する上でまず必要なのは日本語だ。だが、現在の学習支援体制は充実にはほど遠い。求められる改善は何か。外国にルーツを持つ子供たちがことばを身につける手助けの専門家であるNPO法人青少年自立援助センター・定住外国人支援事業部事業責任者の田中宝紀(いき)さん(40)が処方箋を示してくれた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 ――日本語学習支援に関わるようになった経緯は?

 日本の学校でいじめられ、父の友人の縁で、フィリピン・リサール州モロン市の公立高校に1993年に編入しました。1人暮らしで言葉も分からずご飯も食べられない状態になりましたが、周りの子たちが毎日家まで来て食事に連れて行ってくれました。優しさに触れ心もリフレッシュされ、恩を感じました。フィリピンに行かなければ命を絶っていたかもしれません。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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