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何もしないでいてくれる 「レンタルなんもしない人」が人気の理由

「レンタルなんもしない人」として、何もしないでそこにいるサービスを提供する森本祥司さん=東京都国分寺市で2019年5月28日、塩田彩撮影

 何もしないでただそこにいる。そんなサービスを提供する男性、「レンタルなんもしない人」がブームになっている。関連書籍が次々と出版され、テレビやラジオにも出演。彼の元には毎日20件以上の依頼が、ツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)で届く。なぜ人は「なんもしない人」を求めるのか? なんもしない人は、本当に何もしないのか? 気になる疑問の答えを探して、記者が依頼の現場に同行した。【塩田彩/統合デジタル取材センター】

 5月下旬。雨の降る東京の下町で「レンタルなんもしない人」と待ち合わせた。帽子にリュックサック。行き交う人々の中で177センチのすらりとした立ち姿が目立つ。都内在住の森本祥司さん(35)。2018年6月、ツイッターでこうつぶやいた。

 「『レンタルなんもしない人』というサービスを始めます。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。」

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塩田彩

大阪府出身。2009年入社。前橋支局、生活報道部を経て19年5月より統合デジタル取材センター。障害福祉分野を継続的に取材しています。好物は児童文学。

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