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 江戸時代に「懐徳堂(かいとくどう)」という塾が大坂にあった。商人が学ぶための高等教育機関で、1724年に商人たちが師を呼んで設立した。いわば私立大学である。仕事優先で、いつ参加してもいつ退出してもかまわなかった。いかにも大坂らしい学び方である。江戸時代の学問は出世や就職の道具ではないので、商人たちが利益だけを求めていたのではなく、人間としてのあるべき姿を考え続けていたことがわかる。懐徳堂の関係資料は後に大阪大図書館に収められた。

 大坂では約100年後に「泊園書院(はくえんしょいん)」という漢学塾も開かれた。町人ばかりでなく武士…

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