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旭川市の三浦綾子記念文学館が、オリジナルキャラクターやAR(拡張現実)アプリ、各種グッズの作製などユニークな試みを始めた。三浦綾子さん(1922~99年)の生誕100年記念事業に合わせた取り組みで、新たなファン層を開拓するのが狙い。田中綾館長は「オリジナルキャラクターは全国の文学館でも非常に珍しい大胆な試み。多様な方に文学館や作品に親しまれていくきっかけになれば」と話している。
オリジナルキャラクターは、記念事業の一環として三浦作品の主な登場人物のキャラクター化を検討する中で誕生した。名前は「レイ」で旭川市出身、札幌市在住の学芸員を目指す19歳の大学1年生。学歴や家族構成、血液型などのほか、旭川を離れたことを機に、これまであまり知らなかった三浦文学などについて多くの人に知ってもらうため、文学館でボランティアガイドを務めているとの設定にした。
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