イラン

ウラン上限超え 欧州が「懸念」 核合意停止認めず

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 イランが貯蔵する低濃縮ウランが、2015年に主要6カ国(米英仏独露中)と結んだ核合意で定められた上限を超えたことを巡り、これまで核合意維持に努力してきた欧州側など各国から強い懸念の声が上がっている。英仏独はイランによる核合意の一部履行停止を認めない姿勢を示しており、今後の対応が注目される。

 フランスのマクロン大統領は2日、「ただちに貯蔵量を上限以下に戻すよう求めるとともに、核合意の履行を阻むような更なる手段を取らないよう要求する」との声明を発表した。「イランが核合意を確実に履行し、経済的な恩恵を受けられるような策を近く講じる」とも述べて、イラン側に自制を求めた。

 また、英国のハント外相は1日夜、英メディアに「我々は核合意を守りたい。なぜならイランに核兵器を持たせたくないからだ」と従来の立場を強調。その上で「もしイランが核合意を破るなら、我々も(核合意から)離脱する」と述べ、今後のイランの行動次第で厳しい対応を取ることを示唆した。欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)の報道官は、イランに対し「歩みを戻し、これ以上核合意を傷つける政策…

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