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第二次大戦中に多くのユダヤ人難民を救った外交官、杉原千畝の「命のビザ」で有名なリトアニアを訪問してきた。バルト3国の中で最も南に位置し、人口は約279万人。1991年の独立回復後、2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟し、ロシア依存型経済からEU・多国間貿易への転換を図っている。
山崎史郎リトアニア大使の協力を得て投資促進機関の「インベスト・リトアニア」を訪問し、海外からの投資・IT戦略を学んだ。中心となるのがスタートアップ企業への手厚い支援だ。国籍を問わず誰もが3日間で会社を設立できる。革新的な新事業を推進する場合には現行法の枠から外れ、規制緩和措置を受けることが可能だ。加えてリトアニアの多様な創業成長政策の恩恵を受けられる。
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