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木漏れ日表現客席6万 難工事屋根も完成 新国立競技場の建設現場公開

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報道陣に公開された新国立競技場の建設現場=東京都新宿区で2019年7月3日午前11時4分、小川昌宏撮影

 来年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設現場が3日、報道陣に公開された。事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)によると、難関工事とされた、客席を覆う屋根はできあがり、既に全工程の9割近くを終えた。11月末に完成予定で、12月21日にはアスリートやアーティストが出演する一般向けの有料イベントが行われる。

建設中の新国立競技場=東京都新宿区で2019年7月3日午前9時32分、小川昌宏撮影

 競技場内は茶色や緑色などで「木漏れ日」を表現した客席6万席のうち3万5000席以上が設置され、フィールドや内装の工事が進む。今月中旬以降に芝生が張られ、来月からトラックの設営が始まる。競技場周辺はコンクリートで舗装され、130種、4万8000本が予定される樹木の植栽作業も行われている。

 当初計画は一時、総工費が約3000億円にも膨らむ見通しとなり、2015年7月に白紙撤回された。同12月、建築家の隈研吾氏らの設計による総工費1490億円の現行計画に変更された。当初予定から約1年2カ月遅れて16年12月に本格工事が始まり、作業は急ピッチで進められてきた。今年5月、国際建設林業労働組合連盟(本部ジュネーブ)から作業員が過酷な労働環境にあると指摘された。

 新国立競技場は五輪の開閉会式と陸上競技、サッカー、パラリンピックの開閉会式と陸上競技の会場となる。【田原和宏】

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