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世界の雑記帳

皆既日食を音に翻訳、チリで視覚障害者が「聞く」観察会

 7月2日、チリ北部のアタカマ砂漠で、視覚障害を持つ人たちが、スピーカーから流れる音を頼りに日食を「聞く」観察会が行われた。写真はチリのコキンボで観測された皆既日食(2019年 ロイター/Rodrigo Garrido)

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 [カチユヨ(チリ) 2日 ロイター] - 1592年以来初めて皆既日食が観測されたチリ北部のアタカマ砂漠で2日、世界中から観察に集まった多くの人とともに、視覚障害を持つ人たちが、スピーカーから流れる音を頼りに日食を「聞く」観察会が行われた。

     この観察会は、バルパライソ大学が企画。プエルトリコの天体物理学者が開発したライトサウンドと呼ばれる音響装置を使い、明るいほど高い音、暗いほど低い音を出して光の状態を知ることができる仕組みだという。

     皆既日食の数分前、スピーカーからは低いバリトンの音が流れ、日食とともに音が途切れて沈黙となり、やがて光と音が復活した。

     先天性の全盲で音楽の教授を務めるオクタビオ・オヤルズンさん(41)は、「ワクワクする、信じられない、魔法ような体験だった。ほかの方法ではできない繊細な経験ができたことは、科学の贈り物だと思う。未知への架け橋のように感じる」と感想を語った。

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