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支え合う「移民時代」

在日外国人が増え続ける少子高齢化社会・日本。多様な背景を持つ人々が支え合う社会を生み出すためのヒントを探ります。

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支え合う「移民時代」

電話で医療通訳活用を AMDA国際医療情報センター理事長・小林米幸さん

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外国人医療に約30年携わってきた小林米幸さん。診療室の壁には支援しているタイの大学から贈られた感謝状(左奥)が飾られていた=神奈川県大和市で2019年6月11日、和田浩明撮影
外国人医療に約30年携わってきた小林米幸さん。診療室の壁には支援しているタイの大学から贈られた感謝状(左奥)が飾られていた=神奈川県大和市で2019年6月11日、和田浩明撮影

 日本に住む外国人にとっても、健康な暮らしは重要な関心事だ。言葉の壁などが治療を難しくするが、どのような対応が必要なのか。長年にわたり最前線で外国人医療に携わってきたAMDA国際医療情報センター理事長、小林米幸さん(70)に聞いた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 ――外国人のための医療通訳態勢の充実を訴えられていますね。

 通訳者の質を維持するためには、報酬や資格の認証など身分の保障が必要だと考えます。ただ、医療機関が費用負担に耐えられるかという問題はあります。通訳には病院が雇ったり、NPOや行政が派遣したり、民間が窓口を運営したりと、さまざまな形態がありますが、満足な給与を出す財政能力を確保するのは簡単ではありません。

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