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クトゥーゾフの窓から

2018年春から2度目のモスクワ勤務に臨んでいます。目抜き通りの一つ「クトゥーゾフ通り」に面する支局の窓を開けると、何が見えてくるのか。周辺地域ものぞき込みながら考えていきます。

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クトゥーゾフの窓から

北の島々は(5) ロシアと向き合う隣国の姿 ノルウェーの事例

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白夜の季節を迎えたキルキネスでは午後11時近くに「夕日」が照っていた=ノルウェー北東部キルキネスで2019年6月4日、大前仁撮影
白夜の季節を迎えたキルキネスでは午後11時近くに「夕日」が照っていた=ノルウェー北東部キルキネスで2019年6月4日、大前仁撮影

 大阪で6月末に開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、プーチン露大統領が2年半ぶりに日本を訪問した。安倍政権は当初、プーチン氏訪日に合わせて、歯舞群島と色丹島の2島返還で「大筋合意」に導く方針だったが、歴史認識や安全保障問題での立場の違いを埋められず、進展がみられなかった。私は6月上旬にロシアにとって西の隣国であるノルウェーを訪れて2国間関係を取材し、日露関係が同じような進展をしうるのか考察してみた。

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