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旧山本家住宅(兵庫県西宮市) 昭和の富裕層文化、伝える

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旧山本家住宅の重厚な石積みの門=兵庫県西宮市で、久保聡撮影
旧山本家住宅の重厚な石積みの門=兵庫県西宮市で、久保聡撮影

 <ぐるっと兵庫・大阪・京都 見・聞・楽>

 閑静な町並みの兵庫県西宮市・夙川(しゅくがわ)周辺。1920(大正9)年に阪急神戸線が開通して夙川駅が設けられ、高級住宅街として発展した。その一角に「山本清記念財団 旧山本家住宅」(同市結善町)はある。戦災や阪神大震災にも耐えた和洋折衷の建物は、昭和初期の「上質な空間」を今に伝える。【久保聡】

 建築主は鳥取県の鉱山経営者、近藤寿一郎。茶室研究家として知られる岡田孝男の設計で、1938(昭和13)年に建てられた。その後、持ち主は変わり、5代目で最後の家主が淡路島出身の実業家、山本清、とみゑ夫妻。66年に所有者となった夫妻は建築当初のたたずまいを愛し、その遺志で住宅は残った。現在は国の登録有形文化財。

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