中国軍が南シナ海で弾道ミサイル実験を実施したと伝えられた。これが事実であれば、その目的は米国へのけん制の可能性が高い。米国は南シナ海で「航行の自由」作戦を繰り返し、台湾問題への関与も強めるなど、中国に軍事面でも圧力を強めていた。習近平指導部としては、国内対策としても、米国と対等に相対する強い姿勢を示す必要があったとみられる。
中国国防省は弾道ミサイル訓練について発表していない。ただ、中国海事局は6月29日午前0時~7月4日午前0時、南シナ海で「軍事訓練」があるとして一部海域を航行禁止区域に指定していた。
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