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世界の雑記帳

ツタンカーメン像、エジプトが返還要請も英で競売 約6.38億円で落札

 7月4日、英ロンドンでクリスティーズが古代エジプト王ツタンカーメンの頭像(写真)を競売に掛け、470万ポンド(約6億3800万円)以上で落札された。頭像を巡っては、エジプト当局が返還を要請していた(2019年 ロイター/Peter Nicholls)

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 [ロンドン 4日 ロイター] - 英ロンドンで4日、競売大手クリスティーズが古代エジプト王ツタンカーメンの頭像を競売に掛け、470万ポンド(約6億3800万円)以上で落札された。頭像を巡っては、エジプト当局が返還を要請していた。

     出品された頭像は3000年以上前に作られたもの。珪岩(けいがん)でできており、高さは28.5センチメートル。耳と鼻の部分に損傷が見られるのみで、保存状態は良好だ。エジプト美術のプライベートコレクションであるレザンドロ・コレクションから出品された。

     落札者は明らかにされていない。落札価格は手数料を含めて474万6250ポンドで、事前予想と一致した。

     会場の外には「エジプトの歴史は売り物でない」というプラカードを掲げた約20人が抗議活動を実施。エジプト出身の69歳のグラフィックデザイナーは「われわれの歴史的遺産や貴重品が、野菜や果物のように売られることに反対する」と述べた。

     クリスティーズは声明で「歴史的なオブジェクトが、過去に関する複雑な議論を呼ぶ可能性は認識している」とした上で「オブジェクトの移転に関して最高の水準を維持しながら、透明性が高く合法的な市場を提供し続ける」と説明した。

     エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は競売の前に、頭像は不法に持ち去られたとの見方を提示。政府当局者や大使館からの情報提供要請や抗議があったにもかかわらず、競売が決行されることに失望していると述べた。

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