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見つめ続ける・大震災 福島・富岡 自宅・医院解体 往診かばん、あふれる郷愁

「堀川先生、今日もね、いつものようにこうやって手をあわせて朝日を拝んで、ご先祖様や家族の名前を言ってね、元気でってお願いしましたよ」。カルテを記入しながら耳を傾ける堀川章仁さんに語りかける福田洋子さん(右)。診療中、近況や富岡の思い出など、話題はつきない=郡山市の星ケ丘病院で6月

 「懐かしいね。これを見ると、ここにいたころの事を思い出してしまう」。福島県富岡町にある自宅で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故直後から置かれたままの往診かばんを見つめながら医師、堀川章仁(あきひと)さん(70)はつぶやいた。

 震災から9年目、帰還困難区域内にある夜の森中央医院と隣接する自宅の両方は今年6月に解体が始まった。

 一時帰宅するたびに小動物などに荒らされ、カビが生えたり雨水が漏れたりして傷みもひどくなる一方で、「…

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