メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

開かれた新聞委員会

2019 座談会(その2止) 高齢者運転、多角的に報道を

鈴木秀美委員

 

 木戸社会部長 交通事故死者が減る中、東京・池袋での暴走事故=5=など近年は高齢ドライバーによる事故が注目されています。警察庁は最近になって免許更新時に、認知機能だけでなく運転能力をチェックする試験を導入したり、自動ブレーキのある車しか運転できない限定免許を導入したりする議論も始めています。こうした議論を含め、被害者側や過去に事故を起こした加害者側の視点の記事を報じたり、国や自治体の取り組みを紹介したりしてきました。高齢ドライバーの事故については、再発防止策を考える材料を社会に提示することにもつながるので、センセーショナルにならないよう気をつけながら、読者の関心に応えて、新聞の役割を果たせるように報道しているつもりです。

 鈴木委員 一番厄介なのは、年を取っても認知機能がしっかりしていて、運動機能もそれほど衰えない人もいるはずで、本来なら一律に何歳から免許を返納するなどといった対策を立てづらい問題だ。ただし、認知機能が衰えた人ほど、自覚はできないという問題もあるだろう。乗り慣れていることや、地方では代替の交通機関もなく、免許を手放せないという実態もある。そう考えると、高齢者が起こした事故を伝え、解決策を探って記事に…

この記事は有料記事です。

残り3054文字(全文3570文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 大阪都構想 反対が賛成上回る 9月上旬の前回調査から賛否逆転 世論調査

  2. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

  3. 群馬県警大泉署で10人がコロナ感染 署長含む7割が自宅待機 運転免許業務停止

  4. アメリカを歩く 大統領選後も残る「トランプなるもの」 ある支持者が語った正しさへの憎しみ

  5. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです