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社会人野球の現在地

90回の節目を迎えた都市対抗野球大会。会社の業績や経済情勢の影響を受けながら、時代とともに変化する社会人チームを追いました。

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社会人野球の現在地

都市対抗野球90回 第4部・新たなる挑戦/4止 日本製鉄室蘭シャークス(室蘭市)

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日本製鉄室蘭シャークスの選手の左袖にはそれぞれの所属企業名が縫い付けられている
日本製鉄室蘭シャークスの選手の左袖にはそれぞれの所属企業名が縫い付けられている

 <社会人野球の現在地(いま)>

「北海道」の灯、消さぬ

 胴上げで宙に舞う比嘉泰裕監督(34)の胸には「NIPPON STEEL」の文字が躍った。5年ぶりの本大会出場を決めた6月9日の札幌円山球場。今年、親会社の社名変更に伴い「日本製鉄」がチーム名に加わった。

 鉄鋼業界の斜陽化の影響を受けて、1994年に休部した都市対抗出場18回の新日鉄室蘭のメンバーを中心にクラブチームの室蘭シャークスとして発足した。昨年、企業チーム登録になったが、日本製鉄室蘭製鉄所所属の選手は1人だけ。それ以外はコンビナートを組織する協力企業に所属する。ユニホームの左袖には所属企業名が縫い付けられている。

 企業チームとして初めて都市対抗に挑む比嘉監督は「我々は製鉄所以外にも多くの方々に支えられている複層的なチーム。(会社の)看板を背負う責任もあるが、支えてくれているすべての方々のために頑張りたい」と決意を語る。

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