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西日本豪雨1年

夫悼む120の灯 自宅跡、支えてくれた人たちと

自宅跡でキャンドルを手にする桐岡幸恵さん=広島県熊野町で2019年7月6日午後7時48分、小出洋平撮影

 災害関連死を含めた死者が275人、行方不明者が8人に上り、平成最悪の豪雨災害となった西日本豪雨は、最初の大雨特別警報が発令されて6日で1年となった。広島、岡山両県を中心に被害を受けた各地では追悼行事があり、犠牲者をしのぶとともに経験や教訓を後世に伝えていくことを誓った。

 6日夜、土砂災害で12人が犠牲となった広島県熊野町の団地「大原ハイツ」の一角にある住宅跡地に、キャンドルの灯がともった。この場所で暮らしていた桐岡幸恵さん(71)が企画し、近所の人たちを招いた。「あんた、助けてくれた人がみんな来てくれたよ」。揺らぐ炎を見つめ、亡くなった夫勝治さん(当時76歳)に語り掛けた。

 大雨特別警報が出た1年前の夜、土石流と共に巨石が夫と2人で暮らしていた2階建ての自宅を襲った。1階でプロ野球中継を見ていた夫は巨石の下敷きになり死亡。階段にいた幸恵さんは近くの住民に助け出され、重傷を負って入院したが、一命は取り留めた。

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