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入国管理センターで収容者死亡 病状悪化も「放置」なぜ

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カメルーン人男性監視のために記録された動画の一部。車椅子から床に倒れ込み、もがくように苦しんでいる=原告弁護団提供
カメルーン人男性監視のために記録された動画の一部。車椅子から床に倒れ込み、もがくように苦しんでいる=原告弁護団提供

 東京五輪・パラリンピックを翌年に控え、外国人観光客でにぎわうこの国の「暗部」があらわになっている。在留資格のない外国人を収容する施設で死亡事案が後を絶たない。長崎県の大村入国管理センターでは6月末にハンガーストライキ中の収容者が死亡。2014年に茨城県の施設で死亡した収容者を巡る裁判からは、悲惨な収容実態が浮かび上がる。【井田純】

 大型モニターの中で、その男性は床を転げ回ってもがき苦しんでいた。「アイム ダイイング(死にそうだ)、アイム ダイイングーー」。5月24日、水戸地裁302号法廷。うめき声が繰り返し廷内に響き渡る。この場面が撮影された約12時間後、男性は同じ部屋で心肺停止状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

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