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西村玲子の装い帳

パリひらり エレガンス

 エレガントな下着に憧れていた時期があった。小学生だった娘を連れてパリに行ったとき、小さなブティックのテーブルの上に、美しい下着の数々が重ねて積まれていて、何人もの女性がその中から自分に合うものを丁寧に探していた。

 彼女たちの仕草はいちいちエレガントで、下着の山から目は離せないが、そこにいる人々の動きも気になりだした。うちの娘には将来こんな品のある道を歩むような女性に育ってほしい。あまりにもすてきなものを目の前にして戸惑う私だったが、何とか私と娘の分を選び出す。それだけで疲れてへとへとになった記憶がある。

 パリといえども、そんなエレガント感が薄れたように感じたのは間もなくのこと。なあんて、偉そうに。私たちは旅行者だ。目立たない場所でひっそりと美しく、エレガンスは実行されているに違いない、と踏んだ。

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