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教育の窓

子どもの気持ち 埼玉・自然学園中の新入生/5止 仲間と共に歩く

手を取り合う(左から)秀太郎さん、優哉さん、健太さん、海斗さん

 <kyoiku no mado>

 6月21日、埼玉県春日部市のフリースクール「自然学園中学部」の1年生の4人は、入学後初めて一緒に遠出する日を迎えた。行き先は東京・銀座の歌舞伎座。午前9時、集合場所の東武鉄道・春日部駅前で、担任の小川文子先生が心配そうに見守る。健太さん、優哉さん、海斗さん、秀太郎さん(いずれも仮名)は発達障害があり、人の気持ちや場の“空気”を読み取ることが少し苦手。数日前も「あいさつ」を巡ってぎくしゃくした。話し合って解決したけれど、道中、仲良くできるかな……。

 4人は先頭車両に乗り込んだ。鉄道好きの健太さんと優哉さんは、運転席の真後ろに立ち、他の2人と小川先生は座席に腰掛けた。「70000系!」。健太さんが、すれ違う電車の車両形式を手元の紙に書き込む。優哉さんは「リバティ!」と特急に声を弾ませた。途中から秀太郎さんも電車観賞に加わった。都心に近づくと車内は満員に。窮屈そうな表情の健太さんに、帰国子女の秀太郎さんが「助けては、Help」とアドバイスする。…

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