大企業もクラウドファンディング 資金集めとアイデア見極め

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新しい電動歯ブラシを発表する(左から)ライオン、京セラ、ソニーの各担当者=東京都港区のソニー本社で2019年7月3日午前11時15分、道永竜命撮影
新しい電動歯ブラシを発表する(左から)ライオン、京セラ、ソニーの各担当者=東京都港区のソニー本社で2019年7月3日午前11時15分、道永竜命撮影

 大企業の間で、インターネットで不特定多数の個人などから出資を募る「クラウドファンディング(CF)」の活用が広まりつつある。CFは、アイデアはあっても資金が乏しいベンチャー企業などが利用するケースが多いが、大企業はCFが消費者のニーズをつかみやすい点に注目。開発資金を確保するとともに、消費者の目で社内のアイデアを「審査」し、開発力の強化を狙う。

 京セラ、ライオン、ソニーの3社は7月3日、共同開発した電動歯ブラシを発表した。本体にスマートフォンなどを接続し、ブラシ部分が歯に当たると口の中から音楽が流れる。歯磨きが嫌いな子供向けに開発した。もともと京セラの担当者が、自分の子供が歯磨き嫌いだったこともあり、自社部品を使って歯ブラシの開発を考えていた。だが、自社での商品化が難しかったため、ソニーの創業支援プログラムに参加。ライオンにも声を掛け、…

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