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読書日記

著者のことば 今村武さん ゆとりある生活のヒント

今村武さん=広瀬登撮影

 ■食事作りに手間暇かけないドイツ人、 手料理神話にこだわり続ける日本人 今村武(いまむら・たけし)さん ダイヤモンド・ビッグ社・1080円

 その夕べのことは忘れられない。大学文学部の学生の時、初めてドイツを訪れた。西部の古都アーヘン近郊、シュトルベルクという名の田舎町にホームステイした。

 「くたくたになってステイ先の家庭に着き、いざ夕食となったら、ドーンとサラダだけが出てきたのです。『えっ、何だ』と驚きました」

 現在、東京理科大教授としてドイツ文学を教える著者は、30年以上前の「原体験」を振り返る。ほかに食卓に上ったのはパンと水。来る日も来る日も、夕食には温かい料理は出てこなかった。せいぜいハムとチーズが加わるぐらい。かと言って、自分が厄介者扱いされているわけでもない。食後は家族とボードゲームをしたり、語り合ったり、温かく迎えられた。

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