囲碁

仲邑初段、公式戦初勝利 最年少記録「うれしい」

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公式戦で初勝利し、記者会見で笑顔を見せる仲邑菫初段(右)。左は対局相手の田中智恵子四段、中央は立会の石井邦生九段=大阪市北区で2019年7月8日午後5時50分、久保玲撮影
公式戦で初勝利し、記者会見で笑顔を見せる仲邑菫初段(右)。左は対局相手の田中智恵子四段、中央は立会の石井邦生九段=大阪市北区で2019年7月8日午後5時50分、久保玲撮影

 囲碁の史上最年少棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が8日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で打った第23期女流棋聖戦予選で田中智恵子四段(67)に勝利し、公式戦2戦目で初勝利を挙げた。10歳4カ月での初勝利で、藤沢里菜女流本因坊(20)が持っていた11歳8カ月の最年少記録を大幅に更新した。

 持ち時間各1時間の早碁。手番を決める「ニギリ」で仲邑初段が後手(白)番になった。序盤、地で先行した田中四段が優位に立ったが、中盤に失着があり、その直後の仲邑初段の1手で一気に形勢が逆転し…

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