メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

首相、決断時期を模索 「参院選念頭」与党否定 ハンセン病家族訴訟

ハンセン病元患者家族への差別に対する国の責任を認めた熊本地裁判決を受け入れ、控訴しないことを表明する安倍晋三首相=首相官邸で2019年7月9日午前8時49分、川田雅浩撮影

 国に計約3億7000万円余の賠償を命じたハンセン病家族訴訟の熊本地裁判決は、安倍晋三首相の強い意向で、国が控訴せず確定することになった。政治判断による国家賠償訴訟の敗訴受け入れは、元患者が訴えた2001年のハンセン病訴訟判決と同じ流れだが、救済に向けては課題も多い。

 国の責任を認めた熊本地裁判決から3日後の今月1日、衛藤晟一首相補佐官が首相官邸で安倍首相に訴えた。「今回の判決は国と元患者家族の痛み分けです。向こうの主張が全部認められたわけではなく、政府にとっても悪くない」

 衛藤氏は保守系団体「日本会議」の国会議員懇談会幹部を務め、首相の信頼が厚い。一方で、障害福祉をライフワークとする顔も持ち「障害者差別解消法」の立法化を主導した。障害者団体への人脈も幅広く、原告団とも親交があった。

この記事は有料記事です。

残り1054文字(全文1400文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 菅語を考える 国語学者・金田一秀穂さんが読む首相の「姑息な言葉」 すり替えと浅薄、政策にも

  2. 米大統領選「不正ある」 トランプ氏勝利を叫ぶ日本人識者たちの論理

  3. はやぶさ2カプセルを回収 地球帰還、豪砂漠に着地 JAXA発表

  4. はやぶさ2、カプセル地球帰還 大気圏突入、豪に着地 JAXA回収へ

  5. はやぶさ2が地球に持ち帰る「お宝」 回収のシナリオとは

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです