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山口・周南5人殺害 被害者の娘「あまりにもかわいそう」 11日最高裁判決

最高裁判決を前に事件から6年の思いを語る遺族の姉妹=山口県内で2019年7月4日、平塚裕介撮影

 山口県周南市金峰(みたけ)地区の郷集落で2013年7月に起きた5人殺害・放火事件で、殺人罪などで1審、2審とも死刑になった保見光成(ほみ・こうせい)被告(69)に対する判決が、11日に最高裁で言い渡される。事件から間もなく6年。被害者の河村聡子さん(当時73歳)の50代の長女と40代の次女は「働き者の大好きな母だった」と癒えない悲しみを吐露し、事件後、被害者や遺族、集落の住民に向けられた中傷への苦悩を口にした。

 姉妹は郷集落で生まれ育ち、高校から実家を出て暮らした。長女にとって母は最も頼りになる相談相手で、育児のことなど親身になって相談に乗ってくれた。母は家事の合間にパートに出るなど働き詰めだった。家族旅行は約20年前に一度、山口県下関市の「一の俣温泉」へ行っただけ。これから母をもっと旅行に連れて行きたいと思っていた矢先に事件は起きた。

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