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講談社、海賊版に誘導の「リーチサイト」開設者を著作権侵害で提訴

講談社=東京都文京区音羽2で

 インターネットで人気漫画などを無料で公開する海賊版サイトに閲覧者を誘導する「リーチサイト」に雑誌の著作権を侵害されたとして、講談社は9日、開設者の男性ら3人に対し、約1億6000万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。同社が違法な誘導サイトの運営者を訴えるのは初めてという。

 同社によると、3人は国内最大規模のリーチサイト「はるか夢の址(あと)」(閉鎖)を開設・運営。漫画や雑誌を無料で読めるようにした海賊版の公開先をサイトに掲載し、同社が2015~17年に発行した「ヤングマガジン」や「イブニング」など計8誌の著作権を侵害したと主張している。

 3人は17年、大阪府警などに著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで逮捕され、今年1月に大阪地裁で懲役2年4月~同3年6月の実刑判決を言い渡された。現在控訴中という。

 同社は「海賊版被害の拡大を防ぐために、違法サイトの運営者らの責任を積極的に追及していく」とコメントした。【戸上文恵】

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