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黒武御神火御殿-三島屋変調百物語六之続

/333 第四話 黒武御神火御殿=宮部みゆき 題字・絵 藤枝リュウジ

 漆黒の兜(かぶと)と頬当てを震わせて、二ノ谷某殿が哄笑(こうしょう)する。金右衛門の顔に溶岩の真っ赤な色が映える。

 野太い哄笑とオラショの詠唱。金右衛門の一撃を受けて二ノ谷某殿がのけぞり、大刀の切っ先が宙に泳いだ。

 すかさず、金右衛門の次の一閃(いっせん)がその頭を刎(は)ね飛ばした。兜もろとも、頭は鞠(まり)のように宙に飛ぶ。

 いきなり、金右衛門の総身が炎に包まれた。

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