再犯ほぼゼロ 少年院出院者 職食住丸ごと支援 孤独防ぐNPOに注目
毎日新聞
2019/7/10 12:10(最終更新 7/10 12:11)
有料記事
1105文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

少年院出院者の社会復帰を後押しするNPO法人「クラージュ」(東京都)が、社会への高い定着率で注目を集めている。社会復帰のための「自立準備ホーム」と協力企業を一体で運営し、「職・食・住」がそろった環境が特徴。さまざまなトラブルに対応する弁護士も控え、専門家は「多感な少年だからこそ実社会に慣れるまでの環境が欠かせない」と指摘している。
「いただきます!」。平日の午後7時、東京都杉並区の飲食店に作業着姿の少年たちが集まってきた。店のメニューにないカレーをほおばり、談笑する。いずれも少年院に入った経験があり、現在はクラージュの役員が経営する住宅リフォーム会社で営業職として働く。
この記事は有料記事です。
残り816文字(全文1105文字)