看護師復職 大学が無料で支援 講座から就職まで 出産・離職越え充実
毎日新聞
2019/7/10 17:00(最終更新 7/10 17:00)
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離職した看護師の復職支援の重要性が高まっている。高齢化が進み2025年に看護師が200万人前後必要になる一方、現役看護師は16年時点で約166万人しかおらず、約70万人(10年末時点)とされる離職中の看護師に期待が集まる。ただ、医療現場は知識や技術が次々と新しくなり、長く離れていると復帰をためらう人が多い。このため学び直しの場を提供する大学もある。
「チクッとしますよ」「針抜きますね」――。受講生がペアを組み、練習用の模擬の腕に採血や点滴の針を刺す。関西医科大(大阪府枚方市)が開講した復職支援の無料講座「看護師リカレントスクール」だ。技術演習で勘を取り戻すだけでなく、新しい種類の針など以前はなかった器具の使い方も学ぶ。
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