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「何ができるか考えて」
松本清張の代表作でハンセン病問題を取り上げた推理小説「砂の器」を題材にした人権講座が10日、小倉南区の若園市民センターで開かれた。清張作品の愛好家でつくる「清張の会」事務局長、上田喜久雄さん(76)が講師を務め、「ハンセン病の歴史を正しく理解することが差別、偏見をなくすことにつながる」と訴えた。
「砂の器」は、ある事件の捜査の過程で、ハンセン病にかかった父と子の過去がひもとかれていく物語。国の誤った隔離政策と患者や家族に向けられた社会の視線も描かれた。
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