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発言

100年安心へ貧困の連鎖絶て=渡辺由美子・NPO法人「キッズドア」理事長

 2013年に公布された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が、先の国会で改正された。ポイントは、貧困が連鎖しないようにという「将来」への視点だけでなく、「現在」の貧困にも対応しようということだ。また、「児童の権利条約にのっとり」との子どもの人権という視点も加わった。法律の施行以降、多くの実態調査が行われ深刻な状況が明らかになったことや悲惨な虐待事案などが法改正につながったのだろう。

 飽食と言われる日本では毎日、大量の食料が廃棄される一方で、食が十分でない子育て家庭が少なくないことがわかってきた。貧困家庭のみならず、行政の支援不足によることもある。一部自治体では、給食に必要な栄養素を満たせないという、目を疑うような報道もあった。さまざまな調査で虐待と貧困には強い関連があることも明らかになってきた。幼くして命を奪われる虐待死が続くが、子どもの貧困を解決することは、確実に虐待を減…

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