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プーチンのロシア

ノルウェーと北方領土/中 経済協力進まず失望 クリミア危機、追い打ち

バレル社のゲイル・トゥルビョルンセン社長は、航空機の機内表示など自社製品を紹介していた=ノルウェー北東部キルケネスで2019年6月4日、大前仁撮影

 ノルウェー最北東端のキルケネスに本社を構える製造業バレル社は、航空機メーカーのエアバス社に機内灯を納入する優良企業だ。2002年にロシア北西部の都市ムルマンスクに現地法人を設け、2年後から組み立て作業を始めた。

 ゲイル・トゥルビョルンセン社長は「製造業にとってノルウェーの人件費は高すぎる。安い地域はないのかと見渡して、近くにあるロシアを思いついた」と語る。現地の人件費はノルウェーに比べると5分の1程度。バレル社は地理的な利点を生かし、事業を発展させてきた。

 キルケネスにはバレル社のようにロシア側に工場や事業所を構える企業が10社程度存在する。だが、関係者からは「国境を超えた経済協力は期待通りに進んでいるわけではない」(ロシアの国境地域、ペチェンガ地区のアレクサンドル・モロゾフ地区長)と失望する声も上がっている。

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